早稲田大学の国語

■早稲田大学の現代文の特徴

1、「抽象的なテーマを論じる文章」が課題文になっていることが多い

早稲田大学の過去問題を見てみると、課題文は近代・科学・文化・政治・マスメディア・国家…など、教科書のレベルをやや越えたテーマが多いことがわかります。実際には課題文を読み解いた後に、問題に答える必要がありますが、課題文の内容がわからなければ当然問題も解くことができません。過去問題を見ればわかりますが、難しい言葉が使われていて、かつ普段あまり読む機会がないテーマの文章が多いため、一読しただけでは何を言っているのかよくわからない文章もあるのではないかと思います。

 

2、「論理的に」考えていけば正解できる問題が比較的多い

現代文の問題は、問題集や大学によっては、”なぜこの問題の答えがこの答えになるのか、論理的に根拠を説明しにくい”ような悪問もたまにあります。ただ、早稲田大学の問題の場合には基本的に論理の筋道が通っていれば、解答にたどり着ける場合が多いです。

そのため、早稲田大学の過去問題を教材として用いて抽象的な文章に慣れ、大学受験国語で問われるテーマを知識として知り、さらに「論理的に考える力」を訓練することで、他の大学の問題や場合によっては英文の読解などにも役立つ力を鍛えることができます。

 

なので、攻略のポイントは、とにかく過去問題を研究し、早稲田の問題に慣れること。

そして、まずは課題文を読解できるようになること。

 

また、過去問題を解く際には、1回1回の過去問題をただ模擬試験のように点数だけ見て一喜一憂するのではなく、

「なぜその問題を間違えたのか」、

「どのような論理課程を踏めば解答にたどりつけるのか」、

「読んだ課題文はしっかり読解ができているのか」を理解し分析すること

そうすることで、過去問題の演習を通して自分の実力を伸ばすことができます。

 

なお、実際の授業では、それによって発見した自分の弱みの克服のために、市販の教材や他の大学の過去問題等を用いてトレーニングをしてから演習に入る場合もあります。

■早稲田大学の古典の特徴

早稲田大学では、学部によって古文漢文が独立問題として出題されたり、古漢融合文・現古漢融合文といった形で出題されたりします。いずれにせよ、早稲田大学といえども「基本が第一」です。入試古典で必要とされる文法・単語・句形をしっかり暗記できていれば、それほど苦労することはないはずです。逆にいえば、基本が入っていないまま過去問題に取り組むと、とても歯が立ちません。

 

古文単語は、問題集によって収録されている数が異なり、300~400語程度が一般的ですが、できれば500~700語程度収録されているものを選びましょう。ニュアンスが現代語と似ているためおろそかになりがちですが、古文を「現代文のように勉強せずに解けるもの」と思って取りかかると結構痛い目にあいます。現代語と似ている単語ほど、古文では異なった意味で出題されることが多いので、「古文は外国語」と思って取り組んでください。

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