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行ける学校がありません

タイトルの「行ける学校がありません」というのは、高校3年生・サッカー部の少年が、冬の三者面談で学校の担任に言われた言葉です。

 

彼のサッカー部は、実に11月まで引退ができないかなりハードな部活。

6月に入塾してから、部活がある期間中は、とにかく各教科の基礎事項を映像授業で片っ端から攻略しながら、週に1度英語の長文読解演習を行いました。

そして、部活が終わった11月半ばころから週に1度ではなく2度に長文読解のペースを増やし、暇さえあれば映像授業で穴を埋め、やっとの思いで12月から過去問題の演習です。

 

そんな中、12月の学校の三者面談で「君の偏差値では行ける学校がどこにもない」と言われました。

秋までの模擬試験の彼の偏差値は30もありませんでした。

 

1月に受けた大学はすべて不合格

 

それでもめげずに勉強を続け、最終的に偏差値50の大学から補欠合格、偏差値45の大学から合格通知をもらえました。

 

サッカー部を最後まで続けたうえで、何度負けても、無理だといわれても、めげずに戦った彼には感服の思いです。